世界をリンクするインターネットは、1993年にイリノイ大学の3人の学生が発明したソフトウェアによって爆発的に拡大したという逸話があります。しかもそこに載った情報の大半はエンターテイメントに類する事柄であり、パーソナルなニュースでした。このことは、情報が資源であり、人間の欲求を伝え合うものでもあることを実証します。
ならば、新時代の娯楽産業とは、情報を直接的な経営の礎とし、情報が交流する場を生み出す事業であるべきではないでしょうか。そんな時代の訪れを学んだのは、70年代の初期に東海地区から生まれた郊外型パチンコ店でした。
周囲には集客施設も何もない畑地に忽然とネオンを輝かせて建つホールは、広大な駐車場と店内面積を持っていました。公共交通機関の発達を見ない郊外だからこそモータリゼーションは当たり前であり、健全な娯楽への需要はむしろ都市に優ります。
人を迎えるオープンな場であるからこそコミュニケーションが生成し、集いの空気も生まれます。その「気づき」が郊外型複合娯楽施設事業を開始する契機になりました。
折から、欧米でも郊外文化が発達して、ユニークな郊外型ビジネスが生まれていました。モータリゼーションと消費の高度化によって郊外でも具体的に商圏が想定できるようになり、ダウンタウンで成立していた娯楽が、郊外ではさらに豊かな形でリニューアルできる可能性が実証されたのです。
株式会社コロナワールドは80年代に入り、映画・外食・遊技場を集積した本格的な複合型娯楽施設の展開を愛知県において開始。映画館が一つもなかった地域に、いきなり複数のスクリーンを持つ大型娯楽施設を展開することは、あるいは冒険に見えたかもしれませんが、そうした見方こそ旧弊であることを実績が証明しました。
それらの施設には当初「コロナ会館」の名を、次には「コロナタウン」の名を冠しましたが、それは規模の拡大を表すだけではなく、私どもなりの「街づくり」の意欲を象徴するものでした。情報の交流の場を生み出すことで地域の活性化に役立ちたいという思いが、「タウン(街)」の名にこめられていたのです。
今、新たに「コロナワールド」が、全国を視野に展開を始めています。コロナワールドは15種に及ぶ業態を地域に即して複合化し、あらゆる世代の人々が一日を憩える巨大なアミューズメント施設。遊ぶ、憩う、食べるといった誰にとっても普通の余暇ライフを想定して需要を満たすものですが、身近でありながらも非日常的な感動を醸し出す独自の演出(ノウハウ)がいたるところに工夫されています。
それは、かつて映画と映画館が持っていた魅力をいっそう具現した世界。エンターテイメントの理想を追求し続ける株式会社コロナワールドの、地域とともに生きる姿でもあります。
宣言日:2024.09.01
当社は「いきいきと働ける職場」を経営理念として掲げ、従業員の健康を大切にした経営に取り組みます。
従業員の積極的な健康づくりを支援し従業員がいきいきとその能力を最大限に発揮することで「地域社会の余暇への貢献」へ繋げて参ります。
≪取組事項≫
・健診受診率100%
・従業員への健康サポート
・健康経営の実践に向けた環境整備
・法令順守
株式会社コロナホールディングス
株式会社コロナワールド
株式会社コロナフーズ
株式会社コロナファシリティーズ